TikTokの危険性は高い!?リスクと身を守る7つのセキュリティを解説!

ネットでTikTokと検索すると「TikTok 危険」と出てきませんでしたか?

「TikTok 危険」と出てきたら怖くなりますよね。

ネットを使う以上完全なる安全はありませんが、安全性を高める設定や使い方をすることで危険を回避することは可能です

そこで今回は TikTokの危険性とセキュリティについてご紹介します。

「TikTokって危険なの?」と思っている人はぜひ最後までご覧ください。

TikTokの危険性はどこにある?

みんなどんどん動画を上げていて危険性なんてないように見えるけどどこが危険なの?
危険はいろんなところにあるからポイントを絞って紹介するわね!

TikTokには以下の8つの危険性が存在します。

  1. 個人情報漏洩
  2. 出会い系アプリとして使われる
  3. 誹謗中傷
  4. アカウントを消しても動画が残り続ける
  5. ストーカーに発展
  6. 迷惑行為
  7. TikTokのプライバシー保護
  8. チャレンジ動画

「8つも!?」と思う方も多いですが、これはネットを使う上での危険性とも言えるためTikTokを使うときはもちろんネットやSNSを使う時にも言えることです。

なので、TikTok以外は安全ということでもないためTikTokはもちろんネットやSNSでも気をつけてくださいという意味でもご覧ください。

それではTikTokの危険性を1つずつ解説していきます。

TikTokの危険性1:個人情報漏洩

登録時にメールアドレスや電話番号などを入力しています。

企業が個人情報を保護しているとはいえ何かのミスが起こり、情報が流出してしまう可能性があります。

また配信中に映る背景から家の間取りがわかることで済んでいる場所がバレてしまう可能性があります。

TikTokの危険性2:出会い系アプリとして使われる

TikTokは世界中の様々な人が登録しているため良い人もいればあまり良くない人もいます。

TikTokは13歳から利用でき未成年には様々な制限がありますが、18歳以上になると制限は解除され多くの人とコミュニケーションが取れるようになります。

いい人ばかりだと良いですが、そうでない人もおりDMやコメントなどを使って「会いたい」と言ってきたり、何かに誘われる可能性が出てきます。

TikTokの危険性3:誹謗中傷

TikTokにはコメント機能があります。

あなたがコメント機能をONにしていれば見ている人があなたの動画に対してコメントを書くことができます。

コメントの内容は良いものばかりではなく傷つくコメントが来る可能性があります。

TikTokの危険性4:アカウントを消しても動画が残り続ける

「TikTokをやめたい!」と思ってアカウントを消してもネット上には動画が残る可能性があります。

TikTokにはダウンロードの機能があり、ダウンロード機能をONにしてると見ている人がダウンロードできるようになります。

ダウンロードした動画の二次利用は禁止ですが、Instagramなどに載せてしまう人も多いのが現実です。

あなたが上げた動画もダウンロード機能や他のツールを使って他人が保存していた場合ネット上に上がってしまう可能性が十分あります。

TikTokの危険性5:ストーカーに発展

アイドルや俳優を好きになるように、TikTokerとして動画をあげているとファンがつく可能性があります。

応援の気持ちを持って好きだと言ってくれるファンであれば大丈夫ですが、度を超えてネット上やリアルでストーカーをするファンが現れる可能性があります。

TikTokの危険性6:迷惑行為

迷惑行為をされる場合もありますが、自分がしてしまう場合があります。

撮影に夢中になるあまり、映りたくないと思っている他人が映ってしまったり、立ち入り区域に入ってしまったりとあなたが周りに迷惑をかけてしまう可能性があります。

TikTokの危険性7:TikTokのプライバシー保護

TikTokのプライバシーポリシーには以下のように書かれています。

当社は、お客様の情報が安全かつ本ポリシーに従って取り扱われることを徹底するための措置を講じています。残念ながら、インターネットを介した情報の通信は完全に安全ではありません。当社は、暗号化などにより、お客様の情報を保護するために最善を尽くしますが、本プラットフォームを介して通信されるお客様の情報の安全性の保証はできません。いかなる通信もお客様の責任において行ってください。

TikTokプライバシーポリシー

要約すると「TikTokはプライバシーを守るように頑張るけど、情報までは守れないから責任はあなたにありますよ」ということです。

TikTokもネット自体が完全なる安全ではないと伝えています。

これはTikTokだけではなく多くのサイトで上記のようなことが書いてあるかと思いますので、よく使っているサイトのプライバシーポリシーを見てみてもよいでしょう。

TikTokの危険性8:チャレンジ動画

これは機能としてあるため危険性があるとは言い難いですが、チャレンジの中には事件が起こりかねない際どいチャレンジもあります。

挑戦してみたくなる人もいるかもしれませんが、事故につながりやすい、挑発に乗りたくなってしまうという点において危険性が少しでもあるためご紹介しています。

TikTokが危険性を減らすために行っているセキュリティ3つ

なんだかTikTokを使うのが怖くなってきた…
そうよね。でもTikTok側がユーザーに安全に使ってもらえるような対策を打ってるわ

8つの危険性をご紹介しましたが、TikTok側も危険性を減らすための努力を行なっています。

TikTokは2021年1月13日にアップデートを行い安全性をアップさせました。

その時に追加されたセキュリティーが下記の5つです。

  1. 16歳未満が登録した場合のデフォルトは非公開
  2. 16歳未満が作成した動画のコメントは友達のみorコメント不可
  3. 16歳〜17歳が作成したデュエット・リミックス機能の公開範囲のデフォルトは友達のみ
  4. 動画のダウンロード設定は16歳以上(ただし17歳まではデフォルトがオフ)
  5. 16歳未満はアカウントのおすすめ表示がデフォルトはオフ

全体的に未成年を中心としたセキュリティーをTikTok側が行っています。

ただ、”デフォルトは”のものが多いため設定を解除すると使えるようになってしまいます。

そこでより安全性を上げるためにTikTokのベースのセキュリティ以外で自分を守る必要があります。

TikTokの危険性を下げるセキュリティ7つ

TikTokもしっかりやってくれてるけど、自分でも自分を守る方法はある?
もちろんあるわ!今から紹介するから是非実践してね!

TikTokが自動で行なっているセキュリティの他に自分で設定して安全性を上げるセキュリティーの方法が7つあります。

  • ペアレンタルコントロール
  • アカウントを非公開
  • 顔出しはよく考えてから
  • 個人情報を発信しない
  • コメント制限
  • ダウンロード禁止
  • まわりの写り込みや迷惑になっていないかの確認

設定機能でできること以外に注意すべきことも合わせて1つずつ解説します。

TikTokの危険性を下げるセキュリティ1:ペアレンタルコントロール

この機能は保護者の方がお子様のTikTok利用制限をかけることで危険性を下げる機能です。

ペアレンタルコントロールでできる設定は以下の4つです。

  1. 使用制限時間の設定
  2. お子様にとって適切でないコンテンツの表示を制限
  3. プライバシーおよび安全設定を管理
  4. お子様のアカウントタイプ設定(公開または非公開)

この設定は保護者の方はTikTokのアカウントが必要なため登録をしておきましょう。

登録方法がわからない場合は下記の記事をご覧ください。

TikTok(ティックトック)の使い方!視聴・動画撮影・編集・投稿と確認すべき設定を解説!
ペアレンタルコントロールの設定方法
  1. マイページの画面右上「≡」を押す
  2. 下へスクロールし「ペアレンタルコントロール」を選択
  3. 「続ける」を押す(ここまでを親子両方のアカウントで行う)
  4. 保護者のスマホ:QRコードを出す
  5. お子様のスマホ:QRコードを読み取る

TikTokの危険性を下げるセキュリティ2:アカウントを非公開

アカウントを公開していると誰でもあなたの動画を閲覧することができます。

そのため見る専門であったり、フォロワーになっている友達だけがみてくれたらいいという方は非公開設定がおすすめです。

非公開にすると動画のダウンロードができないのはもちろん、フォロワー以外はあなたのことを認知することができなくなるため危険を大幅回避することが可能です。

TikTokの危険性を下げるセキュリティ3:顔出しはよく考えてから

顔出しをするだけで興味を持たれる可能性が上がり、人にも見られやすくなります。

注目を集めたい人は顔出しをした方が良いですが、覚悟なしに安易に顔出しをしてしまうと後悔したりさきほど紹介したような危険性を高める原因にもなります。

危険性があるということは念頭に置き、顔出しをする価値があるか、リスクが高まるが顔出しをしたいかをよく考えましょう。

TikTokの危険性を下げるセキュリティ4:個人情報を発信しない

顔出しも個人情報ですがそれ以外にあなたが特定されるような情報は出さないようにしましょう。

ルームツアーをしてアパートやマンションが特定されたり、私物や学生証、制服が映ってどの学校かバレる可能性があります。

ライブ配信をするときは画面に映る範囲のもの、自分の服装などを今一度確認して個人情報が漏れないか最終確認をしましょう。

TikTokの危険性を下げるセキュリティ5:コメント制限

コメントは3段階の設定があります。

  1. 誰でも
  2. 友達のみ(相互フォロー)
  3. オフ

誰でもにすると全員がコメント可能になるためセキュリティを高めるには「友達のみ」か「オフ」にしておきましょう。

ただ、どうしてもたくさんの人にコメントしてほしいという人は「誰でも」に設定し、同じ画面の下にある「すべてのコメントにフィルターをかける」を選択すると表に表示させるか消すかの選択が可能になります。

TikTokの危険性を下げるセキュリティ6:ダウンロード禁止

TikTokにはダウンロード機能があります。

ダウンロード機能をオンにすると誰でもあなたの動画をダウンロードすることが可能になるため安全性を高めるにはオフにしておきましょう。

ダウンロード機能をオフにする方法
  1. マイページの画面右上「≡」を押す
  2. 「プライバシー」を押す
  3. 「ダウンロード」を押す
  4. 押してオフにする

TikTokの危険性はできるだけ下げて楽しもう!

今回はTikTokの危険性とセキュリティを紹介しました。

TikTokは世界中のおもしろ動画や人気動画、芸能人の投稿などがみれてとても楽しめるアプリです。

ただ、使い方を間違えると後悔することにもつながり、これはネット全部に言えることです。

TikTokを使う時は危険性を高めないように注意するのはもちろん、ネットの利用でも今回紹介した危険性を頭に置いて使いましょう。