配信で使えるBGM・効果音の著作権ルール|JASRAC・フリー素材の選び方【2026年版】

2026.09.27
配信で使えるBGM・効果音の著作権ルール|JASRAC・フリー素材の選び方【2026年版】

「配信にBGMを入れたいけど、著作権的に大丈夫なのかわからない」「フリー素材のつもりで使った音源が、実は配信NGだった」——音楽や効果音まわりの著作権は、なんとなく怖いイメージのまま後回しにされがちなテーマです。

実は、著作権のルールは「音源の出どころ」と「利用規約の確認」さえ押さえれば、大きく迷うことはありません。この記事では、配信でBGM・効果音を使うときの基本的な考え方と、安心して使える音源の選び方を整理します。

※本記事は一般的な情報の整理であり、法律上の助言ではありません。著作権の扱いは楽曲・素材・配信アプリの契約状況によって異なるため、個別の判断は各配信アプリの規約や、権利者・専門家への確認をお願いします。

配信のBGM・効果音でつまずきやすいポイント

1
市販の音楽をそのまま流してしまう。好きな曲をBGM代わりに流したくなるが、権利者の許諾なしに配信で使うと問題になる可能性がある。
2
JASRAC管理曲かどうかがわからない。「JASRACに登録されている曲=すべてNG」と誤解していたり、逆に「フリー素材だから何でも大丈夫」と思い込んでいたりする。
3
フリー素材の規約を読まずに使う。「フリー」と書かれていても、商用利用不可・配信利用不可などの条件がついている素材は珍しくない。
4
アーカイブ・切り抜きでのルールを知らない。ライブ配信中は問題なくても、録画のアーカイブ公開や切り抜き動画では扱いが変わることがある。
フリー素材サイトからダウンロードしたBGMだから大丈夫だと思ってたけど、よく見たら「配信利用は個別確認」って書いてあった…。
でも大丈夫。
著作権は「出どころを選ぶ」だけで大きく守れる。

配信でBGMを使うときの著作権の基本

難しい法律用語を覚える必要はありません。まずは次の3つの区分を知っておくだけで、判断の軸ができます。

区分1JASRAC管理楽曲
多くの市販曲は、作曲家や音楽出版社が権利をJASRACなどの管理団体に託しています。配信での利用には、配信プラットフォーム側が管理団体と契約を結んでいるかどうかが関わってきます。
区分2フリーBGM・効果音素材
個人や制作者が無料・有料で配布している音源です。「フリー」でも「商用利用可」「配信利用可」「クレジット表記必須」など条件がさまざまなので、必ず利用規約を確認します。
区分3オリジナル音源
自分や知人が作成した曲・効果音です。権利関係がシンプルで、配信・アーカイブ・切り抜きのどの場面でも扱いに迷いにくいのが利点です。

使いやすい音源・注意したい音源の違い

比較的安心して使える

  • 配信利用可・商用利用可と明記されたフリー素材
  • 自作またはオリジナルで制作された曲・効果音
  • 配信プラットフォームが公式に提供する音源ライブラリ
  • 利用規約を読んで条件(クレジット表記等)を守った素材
  • 不明な点はダウンロード元に問い合わせて確認した音源

注意・確認が必要

  • 市販CDやストリーミングサービスの音源をそのまま流す
  • 動画サイトの音声を無断でダウンロードして使う
  • 規約を読まずに「フリー」という言葉だけで使う
  • 他の配信者の音源やBGMをそのまま流用する
  • ライブ配信では平気でもアーカイブ・切り抜きの規約を未確認のまま公開する
音源の種類 ライブ配信 アーカイブ公開 切り抜き動画
オリジナル曲・自作効果音 ◯ ◯ ◯
配信利用可のフリー素材 ◯ △ △
市販の音楽(許諾なし) × × ×
動画サイトからの無断音源 × × ×

表のとおり、フリー素材であっても「ライブ配信ではOK」「アーカイブや切り抜きは要確認」というように、利用場面によって条件が変わることがあります。配信を録画として残す予定がある人ほど、事前に利用規約を確認しておくことが大切です。

\ 安心して配信を始めるなら /17LIVEを見てみる>

著作権トラブルを避けるための確認ステップ【5ステップ】

1

使いたい音源の出どころを確認する

市販曲なのか、フリー素材なのか、自作なのかをまず整理します。出どころが不明な音源は使わないのが安全です。

2

フリー素材は利用規約を必ず読む

「個人利用のみ」「配信利用は要相談」など、サイトごとに条件が異なります。ダウンロード前に規約ページを確認する習慣をつけましょう。

3

配信アプリの音楽関連の案内を確認する

配信プラットフォームによっては、音楽利用に関する独自のガイドラインや提供ライブラリを案内していることがあります。公式ヘルプを確認しておくと安心です。

4

迷ったらオリジナルBGMに差し替える

判断に迷う音源は無理に使わず、フリー素材の中でも配信利用が明記されたものや、自作の音源に差し替えるのが確実です。

5

アーカイブ公開前にもう一度確認する

ライブ配信時は問題なくても、アーカイブや切り抜きとして公開する際に条件が変わることがあります。公開前にもう一度規約を見直しましょう。

配信利用OKのフリー素材サイトをいくつか決めておいたら、毎回悩まずに済むようになった。

知っておきたい注意点

ルールを守っていても、思わぬ落とし穴があります。あらかじめ知っておきましょう。

注意1規約は変わることがある
フリー素材サイトの利用条件や、配信アプリと管理団体との契約状況は、時間の経過とともに変わることがあります。定期的に最新情報を確認する習慣が安心につながります。
注意2海外の音源は特に注意
海外のフリー素材サイトの場合、日本語の規約がなく条件がわかりにくいことがあります。不安な場合は国内向けに配信利用を明記しているサイトを選ぶと判断しやすくなります。
注意3違反が続くとアカウントに影響することも
著作権に関する申し立てが繰り返されると、配信アカウントの利用に影響が出る可能性があります。不明な音源は使わない、という姿勢が結果的に配信を長く続けるための備えになります。

\ 安心して配信ライフを始めるなら /Pocochaをチェックする>

BGMや効果音の著作権は、覚えることが多いように見えて、実は「出どころを選ぶ」「規約を読む」というシンプルな習慣で大きく守ることができます。配信を長く安心して続けるためにも、音源選びは後回しにせず、最初のうちに自分なりのルールを決めておくのがおすすめです。

\ 登録無料・あなたを応援します /ライバールに登録する>

よくある質問

フリー素材のBGMなら配信で自由に使っても大丈夫ですか?
「フリー」と表記されていても、商用利用不可・配信利用不可・クレジット表記必須などの条件がついていることがあります。使用前に必ず利用規約を確認し、配信での利用が明記されている素材を選ぶようにしましょう。
JASRAC管理曲は配信で絶対に使えないのですか?
一概に「絶対に使えない」とは言えません。配信プラットフォームが管理団体と契約を結んでいる場合など、状況によって扱いが異なります。市販曲を使いたい場合は、配信アプリの公式案内や規約を確認することをおすすめします。
ライブ配信で使った音源は、アーカイブや切り抜きでもそのまま使えますか?
必ずしもそうとは限りません。ライブ配信では問題なくても、録画のアーカイブ公開や切り抜き動画では条件が変わることがあります。公開前にあらためて利用規約を確認しておくと安心です。